皆さんVRはどういう環境で遊んでますか?
広い部屋や狭い部屋、きれいな部屋や物がごちゃごちゃと置いてある部屋といろいろあると思いますが、暗い部屋で遊んでる人っていうのはなかなかいないんじゃないでしょうか。
なぜなら、そもそもVRヘッドセットの多くは部屋を明るくしないと遊べないんですよね…。
現在VRの主流であるMETA QuestシリーズやPICOシリーズ、PSVR2のようなVRヘッドセットにカメラが搭載されているものをインサイドアウト方式のVRヘッドセットと言い、ヘッドセットのセンサーで部屋の壁やオブジェクトを認識して自身の位置を計測しています。
※部屋にセンサーを設置するものをアウトサイドイン方式と呼びますが、設置が面倒なのもあって新製品が出ていないのが現状
このとき一定の明るさがないとカメラが部屋の広さを認識できないのでVRが遊べないのです。
いや、暗くして遊ぶ必要なくない?と思ったそこのあなた!
暗い部屋で遊ぶことで得られるものがあります。それは
圧倒的な没入感
VRヘッドセットってどれもそれなりに顔との間に隙間が空いてるんですよね。
これは外の状況が把握しやすいようにとかでわざと空いていたりするんですが、逆に言うと没入感が削がれます。
人によっては無理やり詰め物をして塞いだりするほど。
暗い部屋でプレイしたい状況って?
私なんかはVRChatをたくさんプレイするのですが、以下のような状況がよくありました。
・VR睡眠するときに部屋を暗くしたい
・星空が綺麗なワールドなどロマンチックなワールドで感傷に浸りたい
・VRC内の動画プレイヤーでみんなで動画を見るときにもっと没入感がほしい
・ホラーワールドでより怖い雰囲気を楽しみたい
今回はそんな状況で圧倒的な没入感が得られる、VRヘッドセットに取り付けるオプションパーツを手に入れたので使用感をレビューしていきます。
赤外線ライトナイトビジョンイルミネーター 株式会社ZYBER
レビューするのは株式会社ZYBER様の赤外線ライトナイトビジョンイルミネーターです。
株式会社ZYBER
QuestやPICOなどのVRヘッドセットのオプションパーツを多数販売していて実績のある会社。
手頃な価格で、痒いところに手が届く製品が多く、レビューの評価も高め。
製品スペック
メーカー | 株式会社ZYBER |
対応VR機器 | Meta Quest2、Meta Quest pro、Pico4他 |
梱包サイズ | 7.8 x 7.8 x 2.9 cm; 40 g |
電池 | 不使用 |
製品の特徴
・製品がコンパクト
小さくて11.3gと非常に軽いので、つけててもまったく気にならなかったです。
・低消費電力
1.5W~3W程度なのでQuestのバッテリー消費はほとんど気にならない程度。
・電源に繋げながら使用できる
オプションはQuestの充電ポートに取り付けるからQuestを充電しながら遊べないじゃん!と思ったらオプションに別途、充電ケーブルをつなげるポートが用意されていて感心しました。気が効いてますね。
実際に使ってみた
VRChatで使ってみました。
部屋が明るいのが気になってリラックスできないこともあったけど本当に仮想空間で寝てる気分に。
まったりできるレベルが桁違いに上がりました。
幻想的なワールドも没入感が上がってより感動できる…!
VRホラーは雰囲気120%!!
VRホラーって普通のホラーゲーよりよっぽど怖い!とは言うけどそれでもやっぱり慣れてくると、ああ今回はこんな感じねってなるんですよ。
でも暗闇だと怖さが増してかなり新鮮でした。というか現実の部屋も暗いので、状況次第で部屋に何かいるんじゃないかって疑ってしまうくらい笑
きになったところ
・Questをスリープにしても赤外線ライトが自動でオフにならない
赤外線ライトの電源を手動で押す必要があるのですが、自動で消えてくれるとよかった。
総評
圧倒的な没入感が得られて、VR生活がめちゃくちゃ快適になってしまった。
インサイドアウト方式の仕組み上、赤外線ライトであれば部屋が暗くても遊べるので、例えばフルトラ勢のようなVIVEステーションを持っている方はそちらで代用は可能です。
ただ、それなりに電気は食うしいちいち電源つけるのが面倒くさい。
(私はあまり気にならないですが、VIVEステーション稼働時の振動やノイズが気になるという方もいるようです。)
暗闇で使えるQuest対応オプションパーツという点では競合製品はないんじゃないかな。
値段も手頃なので気になる方はぜひ試してみてください!